横瀬町で3月20日、ウオーキングイベント「スプリングウォーク」が開催される。横瀬町が昨年10月から取り組む「日本一歩きたくなる町プロジェクト」の一環で、今年度の締めくくりとして行うという。
3月20日グランドオープンのチャレンジキッチンENgaWA(エンガワ)
当日は横瀬駅から徒歩5分の場所にあるメイン会場「横瀬車両基地」で受付を行い、順次ウオーキングをスタート。受付時に手渡すパンフレットが参加者証となる。
5キロほどの「ごきげんコース」(約60分)と10キロほどの「じゅうじつコース」(約120分)を用意。参加者がどちらか歩きたいコースを選んで町内を巡り、再び横瀬車両基地のゴールに戻る。
イベント当日は「花咲山公園」でふれあい動物園を開き、参加者限定でポニーの乗馬体験ができるようにするほか、フルート&キーボードユニット「はづるこ」のコンサートも披露。「寺坂棚田」では秩父出身のシンガー・ソングライター三上隼さんのステージ、血管年齢・骨密度などを測定する健康チェックを行う。同日グランドオープンのチャレンジキッチンENgaWA(エンガワ)では、地元食材を使った横瀬の新名物のお披露目も。
横瀬車両基地では、宇根社中の秩父屋台ばやし演奏を披露するほか、日本ウオーキング協会ブースではウオーキンググッズの紹介、横瀬町ウォーキングリーダーブースでは歩行指導なども行う。
そのほか、健康ウオーキング指導士の肩書きを持つお笑い芸人「レギュラー」と歩く企画も用意し、コース途中でコンビを見つけるとプレゼントがもらえるという。
イベントを担当する横瀬町振興課の黒澤さんは「昨年スタートした『日本一歩きたくなる町』プロジェクトは好評で、昨年10月から今年の2月までの5カ月間、参加者が町内を歩いた距離でおおよそ地球1周分の4万キロを目指す『地球1周チャレンジマーチ』では、当初の目標を大幅に超えて地球7周分を参加者が期間内に歩いた。来年度もプロジェクトは継続することになっている」と話す。
「このイベントはタイムを競ったりするものではないので、横瀬町をゆっくりと楽しんでほしい。横瀬の魅力をたくさん集めた企画にしたので、ステージでの音楽や動物とのふれ合い、町内の店に寄り道するなど、マイペースに歩いてもらえれば」とも。
受付時間は9時30分~12時で、イベント終了は15時。参加無料。