小鹿野町の「エゴマカンパニー」が1月22日、ときがわ町の「ときがわブルワリー」とコラボレーションした新商品「埼玉クラフトコーラ1/63 秩父黄金かぼす」の販売を始めた。
8種類のスパイスを煮出したオリジナルのコーラベースに黄色く完熟したカボスを加えることで、「スパイスとカボスの芳醇な香りのハーモニーを楽しめるクラフトコーラに仕上がっている」という。
通常カボスは緑色の状態で出荷されるが、秩父黄金かぼすは樹上で黄色に色付くまで完熟させる。果汁が増え、甘みが増し酸味もやわらかになるのが特徴。小鹿野町の名産品として年々評判を呼んでおり、冬季には「黄金のかぼす祭」と題し地元の飲食店などで趣向を凝らしたさまざまなカボスメニューが提供されている。
エゴマカンパニーの太田誠さんは「コーラという、子どもから年配まで人気のある飲料にすることで、年間通して秩父黄金かぼすを感じていただける商品になった。広口のワイングラスなどに移してゆっくりと香りを楽しみながら飲むのもお勧め」と話す。「秩父黄金かぼすに関わるたくさんの方のつながりや助けを借りてこのクラフトコーラを作ることができた。秩父黄金かぼす、小鹿野町、秩父地域の発展にこのクラフトコーラが役に立てればうれしい」とも。
価格は380円。両神農林産物直売所(道の駅「両神温泉薬師の湯」併設)で扱う。