秩父うさぎだ食堂(秩父市下吉田、TEL 0494-26-6683)が現在、3月の土日限定ラーメンを提供している。
メニューは、同店を経営しているノースコーポレーション(さいたま市浦和区)の門平光正シェフが考案。ラーメンに秩父の発酵食品を使っており、英語読みで「fermented food」となることから、「秩父ふぇる麺」と名付け提供している。
門平さんは「埼玉、そして秩父の食材の魅力を発信する料理を作りたいと思い、日本人になじみのあるラーメンでスープ、トッピングを秩父の発酵食品を中心に仕上げて、埼玉県産の小麦粉を使った麺、さいたまヨーロッパ野菜研究会の野菜など、埼玉ずくめで味わっていただきたいと思いメニューを開発した」と思いを話す。
秩父の発酵食品でもあるみそを販売している新井武平商店の「秩父おなめ」をイタリア風にアレンジしたバーニャカウダソースをベースに秩父みそとしょうゆをスープに、味玉の漬け汁は兎田ワイナリーの赤ベースに秩父の卵を漬け込み、秩父やまなみチーズ工房のホエーを飲んで育った上原ファームの秩父ホエー豚を自家製のイタリア風ハムに、のりの代わりに素揚げにしたヨーロッパ野菜を使うなど、「埼玉と秩父の地元愛を込めた」一杯に仕上げた。
価格は1,280円。営業時間は11時~16時。月曜定休。今後も「秩父ふぇる麺」として、その月の限定ラーメンを作っていくことも考えているという。