東秩父村の「道の駅 和紙の里ひがしちちぶむら」(東秩父村御堂、TEL 0493-82-1115)で12月25日、今年最後の「和紙マルシェ」が行われる。
和紙マルシェは昨年夏に始まった。コロナ禍ではオンラインのワークショップや「動画解説付き体験キット」の販売などを行い、今回は今年5回目で、「染め紙福ろう作り」と「オリジナル時計作り」が体験できる。
「染め紙福ろう作り」では、キリのおがくずにのりを混ぜてこねた粘土で、握りこぶしほどの大きさのフクロウの型を使って作る。鴻巣に古くから伝わり、重要無形民俗文化財にもなっている「赤物(あかもの)」という技法を用いた粘土で、その型に手染めの手すき和紙を貼り付けて「福ろう」を作る。
「オリジナル時計作り」では、手すき和紙でできた直径16センチほどの時計盤に時刻を書いたり、和紙や松ぼっくりなどの飾りを時計の縁に取り付けたりする。クリスマスバージョンと新年バージョンのどちらかを選んで作ることができる。
どちらも製作時間は15分ほどで、子どもでも体験できる内容となっている。
マルシェの開催時間は10時~15時で、予約は不要。体験料は、染め紙福ろう作り=1,500円、オリジナル時計作り=1,000円。