西武鉄道は12月10日、「ムーミンバレーパーク」リニューアルオープンを記念して、ムーミン物語（飯能市）、イーグルバス（川越市）、国際興業（東京都中央区）、西武バス（所沢市）と協業し、企画乗車券「ムーミンバレーパークおでかけパス」を発売した。

特急ラビュー

　ムーミンバレーパークはムーミンの物語に登場するムーミン屋敷、灯台、水浴び小屋や複数のアトラクションがあり、「物語の魅力や原作者トーベ・ヤンソンの思いを感じることができる」というテーマパーク。2019（平成31）年3月に開園し、今回「Well-being（ウェルビーイング・心もからだも心地よい状態が継続すること）」をテーマとして12月10日にリニューアルオープンした。

　シナモンロールをはじめとしたパンを販売する「レットゥララウンジ」、国内外のムーミン関連の書籍から北欧に関する書籍をそろえる「ライブラリーカフェ」、ガラスにいたずら書きができる「キッズスペース」などをリニューアル。授乳・おむつ替えスペースも新設し、ショーステージは「ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン」に変わった。

　「ムーミンバレーパークおでかけパス」は、ムーミンバレーパークの1デーパスに、多摩川線を除く西武線が一日乗り降り自由の乗車券と、飯能駅北口～パークのあるメッツァのバス往復乗車券をセットにしている。小竹向原駅・多摩川線の各駅を除く西武線各駅の窓口で購入でき、価格は、大人＝3,300円、小児＝2,000円で、通常価格より大人は1,800円、小児は950円安い。前売り券はなく購入日当日のみ有効で、販売は2022年2月27日まで。