小鹿神社(小鹿野町小鹿野)で10月16日、ダリアの花手水と和傘のライトアップが行われた。
同町の小鹿神社と両神山麓花の郷ダリア園(両神薄)と観光課青年部ちょこっともてなし隊(通称「ちょこもて隊」)が毎年秋にコラボし、ダリアの花手水を行い、今年8月に実施した和傘のライトアップも加わった。
準備は10月15日の夕方、ちょこもて隊メンバーを中心に同園で花を摘み取り保管し、翌16日朝より同神社で手水や境内を飾り付けた。昼間は神社の参拝者などが見物し鮮やかな色のダリアを楽しんでいた。夕方からは和傘のライトアップに向けての準備を開始。日没時刻より和傘のライトアップを行い、参拝者や見物人が華やかな境内を撮影していた。8月開催時と同様、和服姿の女性4人が登場してさらに花を添えた。
須崎旅館(小鹿野)の女将で、ちょこもて隊の副隊長でもある須崎真紀子さんは「緊急事態宣言も解除され徐々ではあるが普段の生活が取り戻されている。まだ慎重に行動しなけれならないので、告知も直前になってしまった。大きな混乱もなく皆さんの協力で、少しでも癒やされる時間を感じていただければ」と話す。
和傘のライトアップは10月16日のみ行われ、ダリアの花手水は23日と30日も実施予定。同様のコラボ企画として、両神山麓花の郷ダリア園が11月3日の閉園後に摘み取ったダリアを尾ノ内渓谷(同町河原沢)の紅葉祭でも飾り付ける。