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小鹿野・上長留で「植樹祭」 100年後の桜の里目指し200本の植樹を計画

当日は約60人が集まって植樹した

当日は約60人が集まって植樹した

 小鹿野町の上長留地区で3月22日、「しだれ桜保存会」が「植樹祭」を行った。地区内外から約60人が集まり、ソメイヨシノとベニシダレを植樹した。同地区は、長留川沿いに2~3キロ続くしだれ桜並木で知られ、シーズン中の週末は1000人ほどが訪れる。

植樹の様子

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 当日は、同会メンバーをはじめ、他地区の地域団体15人や森真太郎小鹿野町長、町議会議員のほか、町外からは公募で訪れた参加者10人と大学生2人が参加した。準備した植栽地に苗を植え、記念碑のテープカットを行った。その後、集会所で地元の女性たちが手作りした郷土料理を食べながら、交流を深めた。

 同地区でしだれ桜の植樹が始まったのは約40年前。河川改修工事で集落のシンボルだった木が伐採されることになり、寂しいと感じた数人の住民が苗を植え始めた。約30年後に、その子ども世代が「上長留しだれ桜保存会」を発足した。

 当時植えられた桜が見頃を迎え、花見などするうちに、どう継承していくかを検討していこうという声が挙がるようになり、現在は同地区の全24世帯が加盟する組織として活動している。ここ数年で子育て世帯の転入もあり、昨年末からは住民たちの長年の夢であった「地域の里山を桜の山にするプロジェクト」も始動。今回の植樹祭を含め、この春に計200本の植樹を計画する。

 植樹祭のテーマは「未来へつなぐ、100年後の景色をつくろう」。自分たちが親から託されたように、子や孫へも、ふるさとの美しい景色を未来へつなげたいとの思いを込めた。同会の笠原国夫会長は「皆さんに助けていただき、予定より早く植えられた。参加した方にはぜひ、咲いた桜を見に来てほしい」と呼びかける。上尾市から参加した30代の男性は「木を植える活動をしたくて参加した。次の世代に託して植えるという思いが素晴らしい」と話していた。

 4月11日・12日には、桜の見頃に合わせて「しだれ桜まつり」を行う。「長若14区集会所」で地元の写真クラブによる写真展や観音寺で絵画展を予定するほか、「一本桜休憩所」ではコーヒーと茶菓子を無料で振る舞う。

 しだれ桜まつりの開催時間は10時ごろ~15時ごろ。無料駐車場も用意する。

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