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秩父・影森中で「郷土芸能発表会」 伝統文化の継承と地域社会貢献を目的に

浦山の獅子舞は県指定無形民俗文化財に指定されている

浦山の獅子舞は県指定無形民俗文化財に指定されている

 秩父市立影森中学校(秩父市上影森)の体育館で3月18日、1・2年生が1年間の学習成果を発表する「郷土芸能発表会」を行った。在校生の保護者や地域住民を招待し、練習した獅子舞、秩父屋台ばやし、秩父音頭などを披露した。

「武甲山」に関するプレゼンテーションの様子

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 同校は総合的な学習の時間に「郷土芸能に触れる、学ぶ、体験する」学習を、年間通じて週2回程度行っている。2025年度は獅子舞、太鼓、三味線、調べ学習の4コースに分かれて学習した。獅子舞は「浦山大日堂獅子舞保存会」会長の浅見明さん、「秩父屋台ばやし」「秩父音頭」は井上隆雄さんらから指導を受けてきた。当初は昨年11月に発表会を予定していたが、インフルエンザによる学級閉鎖の影響で延期。卒業式後の実施となったため、3年生は参加せず三味線の披露はなかった。

 開会のあいさつで、福島剛校長は「子どもたちは限られた練習期間で郷土芸能、伝統文化を継承するため、一生懸命取り組んできた。郷土芸能の担い手として、自信を持って披露する姿を見てほしい」と観覧する保護者たちに呼び掛けた。

 当日は、調べ学習で調査した内容を報告するプレゼンテーション、秩父屋台ばやしと秩父音頭の披露、浦山獅子舞「祈願獅子」の披露の3部で構成。プレゼンテーションでは、1・2年生の選抜チーム5組が「武甲山」「三味線」「秩父屋台ばやし」「獅子舞」「ジャランポン祭り」など、影森、久那、浦山地区に関連する郷土や伝統芸能、祭りについて歴史や特徴をスライドにまとめ、発表した。

 獅子舞を演じた2年の作田さんは「重たい獅子頭をかぶりながら舞うのは大変だった。練習の中で歩幅や動作の大きさ、スピードを合わせることが大切だと学んだが、まだまだ実践できていない。これからもみんなで頑張りたい」と今後の抱負を語った。

 同校では新年度も引き続き、獅子舞、秩父屋台ばやし、三味線の学習を行い、11月25日に郷土芸能発表会で成果を披露する予定。

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