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秩父・矢尾百貨店で「ちちぶ朝市」 コロナ禍に始まり間もなく1周年

矢尾百貨店での「ちちぶ朝市」の様子

矢尾百貨店での「ちちぶ朝市」の様子

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 矢尾百貨店(秩父市上町1)の駐車場で昨年7月から毎月1回「ちちぶ朝市」が開かれて、間もなく1周年になる。

「ちちぶ朝市」の出店の様子

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 昨年7月の「秩父川瀬祭り」が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったことなどが契機になり、秩父商栄組合の後藤剛久組合長を中心に始まった。飲食店、菓子製造、農家、インテリア雑貨など、業種を限定しないで出店。月ごとに、秩父屋台はやし、歌舞伎、ミュージシャンライブ、地元エフエム局のリポートなどで朝市を盛り上げている。

 感染症対策として、密にならず検温や手指消毒を行い、飲食店はテークアウトメニュー、菓子類は限定品など、工夫して出店。地元人気店は開始時刻から行列ができ完売になることもあるという。

 「何年か前にもこのような朝市を計画したが、その時は諸事情により開催に至らなかった。新型コロナウイルス感染症の影響が良い意味でこのような朝市の開催にやっとつながった。コロナが早く収束に向かい、秩父がより元気になれば」と出店関係者に一人は話す。

 開催は第3または第4日曜の9時~15時。開催日はホームページまたはフェイスブックページで知らせる。

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