秩父市地場産業センター(秩父市宮側町)で1月16日、「秩父地域アトツギ支援セミナー in 秩父」が開催された。主催は秩父市と長瀞町商工会。
事業承継や「アトツギ(後継者)」に関心のある人を対象に、承継の知恵を学び、未来の経営を描くことを目的に企画された同セミナー。当日は、秩父地域の事業承継予定者や事業承継をしたての若手経営者、その支援機関など約40人が参加した。
講師としてセキネシール工業(小川町)社長の関根俊直さんが登壇。関根さんは1988(昭和63)年生まれで、大手企業やベンチャー企業での勤務を経て、素材メーカーである家業を承継した。中小企業庁が開催するピッチイベント「第4回アトツギ甲子園」ではファイナリストに選出されており、現在は新規事業や組織開発、デジタル化など多角的な改革を推進している。
その後のパネルディスカッションでは、秩父市の「アトツギ(後継者)」であるウッディーコイケの小池啓友常務、秩父ファーマーズファクトリーの兎田ワイナリー醸造担当の深田優さんも登壇し、関根さんと共に事業承継前後に起きたことやその課題解決、今後の意気込みなどを話した。
企画した秩父市産業観光部産業支援課の桑畑和貴さんは「今回のセミナーでは、アトツギとしての課題や悩みの共有や事業を引き継ぐことの難しさ、アトツギとしての準備や心構えを学ぶことを目的とした。秩父地域の沢山のアトツギに集まっていただき、アトツギとしての熱量を感じることができた。引き続き地域のアトツギを支援していきたい」と話した。