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秩父のイチゴが本格シーズン JAちちぶいちご部会が開園式

秩父フルーツファームは「高設土耕栽培」を採用している

秩父フルーツファームは「高設土耕栽培」を採用している

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 秩父のイチゴが今季も本格的なシーズンを迎え、1月8日、JAちちぶいちご部会が秩父フルーツファーム(秩父市影森)で開園式を行った。イチゴ生産農家をはじめ、関係者らが出席した。

JAちちぶいちご部会 部会長・秩父フルーツファームの新井将之さん

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 昨年は春から秋にかけて高温が続き、11月以降は一転して気温が下がるなど、生産者にとって栽培管理が難しい気象条件となった。こうした中でも部会内で力を合わせ、地道な栽培管理を重ね、今季のイチゴは味もしっかりと仕上がっているという。

 部会には33農園が所属し、栽培面積は7.4ヘクタール。このうち埼玉県育成品種の「あまりん」「かおりん」「べにたま」は全体の約4割に当たる約3ヘクタールで栽培されている。

 昨年12月には、日本野菜ソムリエ協会が主催する「クリスマスいちご選手権」で、埼玉県育成品種「べにたま」を含む県内生産者のイチゴが上位入賞を果たし、銅賞以上の入賞数でも埼玉県が多くを占めた。

 県では昨年12月、「あまりん」の基準糖度確認制度を始め、秩父地域では9農園が認定を受けた。今後も順次測定や認定を進めていく。秩父農林振興センターと農家が連携し、食味会などを行いながら、県育成品種の栽培拡大や品質向上にも取り組んでいる。

 開園式で清野和彦秩父市長は、年始に雪が降ったことに触れ、「冬場の観光では安全への配慮が欠かせない。安全対策を講じた上で、秩父のイチゴや秩父の冬の魅力を楽しんでほしい。今年は秩父札所の総開帳もあり、前向きに進む一年にしたい」と意気込みを示した。

 富田能成横瀬町長は「イチゴは冬の秩父を代表する農産物で、観光の目玉の一つ。夜祭や芝桜に加え、最近は氷柱を目当てに訪れる人も多い。イチゴ狩りと氷柱見学を組み合わせる人もいて、相乗効果が生まれている。秩父のイチゴは、どこに出しても恥ずかしくない品質」と太鼓判を押す。

 イチゴ狩りや直売所の開園時期は農園ごとに異なるが、おおむね6月中旬まで楽しめる。

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