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横瀬で「あしがくぼの氷柱」始まる プロジェクションマッピングも初実施

多くの来場者らがプロジェクションマッピングを見守った

多くの来場者らがプロジェクションマッピングを見守った

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 横瀬町の芦ヶ久保駅から徒歩10分の場所にある会場で1月8日、「あしがくぼの氷柱」の公開が始まった。当日は17時から点灯式を行い、来場者らがプロジェクションマッピングを見守った。点灯後は、来場者がライトアップされた氷柱を自由に楽しんだ。

切り絵御朱印は、横瀬町ブコーさん観光案内所で、数量限定で頒布

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 氷柱は自然にできたものではなく、沢の上流の水を散水して凍らせ、地域のボランティアが時間をかけて手作りで育てていく。範囲は、高さ約30メートル、幅約200メートルに及ぶ。2014(平成26)年に始まり、今年で13年目。過去には12万人を超える来場者を記録した年もある。

 昨年12月14日から散水を始めたが、年内は水不足と気温が下がらず、凍結が進まなかった。12月27日以降に冷え込み、年明けからは最低気温が氷点下5度前後まで下がる日が続いたことで、公開に向けて氷柱が育った。約100人の地域ボランティアが参加し、手作業で氷柱づくりや来場者対応などを行っている。

 今年は初めて、自然をテーマにしたプロジェクションマッピングを行う。ホタルやオーロラ、深海などをイメージした光と音楽で、氷柱をや優しく包み込むように演出する。建物や壁面に映像を投影する一般的な手法とは異なり、会期中に形を変えて育つ氷柱と調和するよう、映像も会期を通して変化させていく予定。

 会場内にはウッドチップを敷き、足元が滑りにくいような配慮も行う。愛犬を連れての入場も可能で、東京都板橋区から愛犬と来場した夫婦は「犬も一緒に氷柱を楽しめると知り、横瀬町に初めて来た。愛犬との良い思い出づくりになる」と話す。

 会場内には富士浅間神社の鳥居が立ち、氷柱の景観とともに神社の存在を感じられる場所となっている。会場のすぐ脇を西武秩父線が走り、電車の通過時間になると、氷柱と列車を一緒に写真に収めようと待ち構える来場者の姿も見られた。こうした会場の特徴を踏まえ、昨年、氷柱と同神社をモチーフにした切り絵御朱印の企画を始めた。今年は氷柱と共に鉄道風景も楽しめる立地を生かし、氷柱と富士浅間神社に特急列車ラビューを加えたデザインも用意。切り絵御朱印は、横瀬町ブコーさん観光案内所で、数量限定で頒布している。

 横瀬町観光協会氷柱部会の若林定之部会長は「今年はライトアップを増やし、プロジェクションマッピングも初めて企画した。会場では秩父の地酒の酒かすを使った甘酒や横瀬町産紅茶のふるまいも行っているので、ゆっくり楽しんでもらえたら」と話す。

 富田能成町長は「氷柱会場は町内でも特に寒い北側斜面で、活用が難しい場所だった。そうした場所を逆手に取って観光資源として育ててきた取り組みも今年で13年目。氷柱は会期中も形を変えて成長していくので、何度も足を運んでもらい、氷柱をきっかけに横瀬町を知ってもらえたら」と話す。

 開催時間は、月曜~水曜=9時~16時、木曜・金曜=9時~20時。土曜・日曜・祝日は昼夜の完全入れ替え制で、昼が9時~16時、夜が日没~20時。ライトアップは木曜~日曜・祝日に行う。土曜・日曜・祝日のライトアップは事前予約制。

 入場料は、中学生以上=600円、小学生=400円、小学生未満無料。土曜・日曜・祝日のライトアップは、中学生以上=800円、小学生=500円。2月23日まで。

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