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皆野町「みなフェス」 カキ小屋復活に初のフリマも

参加者は焼き台を囲み、にぎわいをみせた

参加者は焼き台を囲み、にぎわいをみせた

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 皆野町地域おこし協力隊が主催するイベント「みなFES(フェス)」が11月30日、皆野町役場駐車場で開催され、約400人が来場した。開催は5回目。

皆野町地域おこし協力隊

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 町内外に同隊の活動を知ってもらい、町民と協力隊が気軽に交流できる場を目指して行うイベントで、昨年11月にスタート。2月・6月・8月と続いている。当日は、過去開催時に人気を集めた「カキ小屋」が9カ月ぶりに復活。焼きそばやタコライスなどの飲食ブースに加え、アート体験やリラクセーションなどさまざまな店が並んだ。

 初の試みとしてフリーマーケットも実施。客席には自由に使える焼き台を用意し、家族連れや友人同士が購入した食材を焼きながら温かい湯気を囲んで楽しむ姿が見られた。ステージではダンスや歌のパフォーマンスを繰り広げ、会場を盛り上げた。

 皆野町地域おこし協力隊員の岩佐泉希さんは「イベントは昨年度、隊員の東廉太郎さんと中嶋仁さんの2人が始めたもの。今年度は隊員9人の新体制となり、運営の幅が広がった。8月には町内の小学校で水かけイベント『スプラッシュロワイヤル』や、校舎に投影するプロジェクションマッピングを行い、多くの人に活動を知ってもらえた」と振り返る。

 今回は原点に立ち返り、「あなたと作る、みなフェス」をテーマに据えた。「みなフェスは協力隊と町民の皆さんが気軽にコミュニケーションを取れる場。いろいろな活動をしてきた結果、応援してくれる人が、以前より確実に増えていると感じる」と岩佐さんは話す。会場で交わされる「久しぶり」「元気だった?」という声に、地域のつながりが育つ様子を実感したという。

 岩佐さんは「来場者から『次はいつ?』『また参加したい』などと声をかけてもらった。みなフェスに来れば、知り合いに会える場所になりつつあるのがうれしい。次回は2月に開催予定。今回好評だったフリーマーケットをさらにパワーアップして実施したい」と話す。

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