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移住者・在住者が参画し活動する横瀬町の「地域の担い手」が活動報告会

移住者・在住者が「地域おこし協力隊」「集落支援員」「地域活性化起業人」など、さまざまな形で活動している

移住者・在住者が「地域おこし協力隊」「集落支援員」「地域活性化起業人」など、さまざまな形で活動している

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 横瀬町で活動する「地域おこし協力隊」「集落支援員」「地域活性化起業人」が9月28日、町民会館ホール(横瀬町横瀬)で活動報告会を行う。制度の概要を説明も行い、各制度の担い手が日頃の活動を発表する。

「地域の担い手活動報告会」チラシ

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 地域おこし協力隊は、都市部から地方に移住した人材が地場産業や地域づくりに取り組み、最長3年間の任期で活動する国の制度。同町は2017(平成29)年に1人目を受け入れて以来、現在までに43人が着任している。活動のスタイルは、町と直接契約して個人で活動する「個人委託型」と、企業や団体に所属して活動する「団体受入型」がある。

 集落支援員は、地域の暮らしに詳しい地元住民らが委嘱され、集落への「目配り」として現状の把握や点検を行い、住民同士や町とのつなぎ役を担う制度。横瀬町では、防犯パトロールや子育て支援、農業支援などの分野で活動している。もともと地域に住む人だけでなく、地域外からの移住者なども制度に参画できる。

 地域活性化起業人は、都市部の企業に所属する社員が一定期間地方自治体で活動する仕組み。横瀬町でもこれまでにマーケティング業界やIT分野などの企業から受け入れを行っており、現在では6社から派遣された人材が活動している。

 同町まち経営課の小峯佑造さんは「制度を通じてさまざまな人材が横瀬に関わっている。町民に取り組みを知ってもらうだけでなく、移住や地域との関わりを考える人にも参考になる場になれば」と期待を込める。

 開催時間は13時~15時(予定)。事業説明に続いて、地域活性化起業人、個人委託型の地域おこし協力隊、ENgaWA所属の協力隊、集落支援員が順に報告を行う。参加無料。

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