
「秩父湯元 武甲温泉」(横瀬町横瀬、TEL 0494-25-5151)が現在、自宅で不要になったこいのぼりの回収を呼びかけている。回収したこいのぼりは、4月12日から開催する「横瀬鯉(こい)のぼりまつり」で飾る。
「横瀬鯉のぼりまつり」は、同施設の隣を流れる横瀬川の上空に約180旒(りゅう)のこいのぼりが舞う恒例イベント。コロナ禍の2020年は中止したが、2001(平成13)年の開始以来毎年行い、地域住民や観光客の目を楽しませている。掲げるこいのぼりは地元住民から譲り受けたものが多く、傷んだものは修繕しながら飾っている。
同施設では、持ち込む数量にかかわらず、不要になったこいのぼりと無料入館券1枚を交換している(先着20人)。同施設副支配人の関浩平さんは「今の時代の子どもたちが元気に大きくなることを祈って、毎年こいのぼりを掲げている。現状では十分な数のこいのぼりがあるが、ワイヤに引っかかって切れてしまうなど使えなくなってしまうものが毎年出てくる。寄付していただいたこいのぼりは、それらと交換して使わせていただく。多少の傷や汚れがあってもいいので、持参してほしい」と呼びかける。
入館券の引き渡し枚数が終了しても、こいのぼりの回収は4月25日まで行う。無料駐車場あり。開催中の土曜・日曜は横瀬駅から無料送迎バスを運行する。 「横瀬鯉のぼりまつり」は5月6日まで。