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秩父の古着店「ウップス!」が2号店 悔いのない人生を家族も応援

浅見ゆみえさん(写真真ん中)と竹内優馬さん(写真左から2番目)とスタッフ

浅見ゆみえさん(写真真ん中)と竹内優馬さん(写真左から2番目)とスタッフ

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 秩父の古着店「Oops!(ウップス!)」(秩父市東町)2号店となる「Oops 2nd.(ウップスセカンド)」が3月21 日、オープンした。1号店は古着と雑貨を扱う店として2013(平成25)年5月にオープンし、間もなく10周年を迎える。

オープン当日の様子

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 店主の浅見ゆみえさんが2号店オープンに向けて動き始めたのは2月から。「昨年末まで1人で働いていたが体調を崩し、その頃から店に遊びに来ていたお客さん3人をアルバイトとして雇うようになった。働いてくれる人がいるなら2号店を開けるかもと思った矢先、『すぐに準備した方がいい』というタロット占いの結果に背中を押され、気が付けばオープンすることができた」と振り返る。

 2号店は番場通りの旧片山医院の隣で、元は「正札堂」という洋服店だった場所。店前のシャッターは浅見さんと縁のある秩父のアーティスト「JAGAN(ジャガン)」が描いている。「2号店のオープンに関して、夫や娘にも最初は反対されたが、自分が58歳なので残り20年、悔いのない人生を送りたいと説得して、最終的には応援してくれているのでありがたい」と浅見さんは話す。

 2号店の店長を務める竹内優馬さんも昔から来店していた一人。竹内さんは「自分も昔から古着店をやってみたかったので、うれしい。店長の話を初めて聞いた時は不安もあったが、他のスタッフに頼られるうちに自信がついてきた」と話す。

 「1号店は古着初心者にも挑戦しやすく、都内に比べると料金も安い。浅見さんの人柄もあって自分の家みたいな感じで遊びに来られる環境が居心地が良かったので、2号店もそうしていきたい」と竹内さん。「西武秩父駅、御花畑駅から歩いて秩父神社に行く際、当店は通り沿いにあるので、幅広い世代の観光客や地元の方にも遊びに来てもらえれば」とも。

 2号店はメンズのTシャツやスウェット、ジーンズ、アメリカン雑貨などを、1号店はレディースを中心に取り扱う予定で、1号店は1カ月かけてリニューアルする予定。

 浅見さんは「おかげさまで2号店を開く夢がかなった。次の夢は年収1,000万で、夫の扶養から抜けること」と笑顔を見せる。

営業時間は11時~19時。木曜定休。

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