秩父市の羊山公園(秩父市大宮)「芝桜の丘」で4月10日、今シーズンの有料入園期間が始まり、本格的な観光シーズンを迎えた 。同園では4月3日から「芝桜まつり」を開催しており、見頃を間近に控えた園内には家族連れや犬連れなどの観光客が訪れている。
秩父のシンボルとされる武甲山の麓に位置する同園の芝桜の丘は、今年で公開25周年を迎えた。約1万7600平方メートルの斜面には、ピンクや白、紫色など10品種40万株以上の芝桜が植えられている。
秩父観光協会の田代勝三会長は「芝桜は暑さに弱く、25度を超えると元気がなくなってしまう。来週は少し気温が下がる予報なので、花持ちが良くなることを期待している。適度に雨が降り、土壌が潤うことも花には大切。何とかゴールデンウイークまで持ってほしい」と期待する。
芝桜の丘中央口付近では特産市「秩父マルシェ」が開かれており、秩父地域を中心に24店が出店。そばや地酒、みそポテトに加え、わらじかつ、ジビエ料理などのご当地グルメ、木工品や蜂蜜などの物販も並ぶ 。
自らも飲食店を出店し、一般社団法人「秩父商人仲間」の代表理事も務める後藤剛久さんは「昔は都内の桜が散ってから1週間後くらいに秩父の芝桜が咲いたものだが、今はその差があまりないように感じる。この様子だと、今年は4月25日ごろに満開を迎えるのでは。芝桜と一緒にマルシェにも立ち寄り、地元の味や物販を楽しんでほしい」と呼びかける 。
期間中は多彩な催しも予定しており、吹奏楽コンサートや体験乗馬、移動式動物園のほか、5月4日・5日には恒例の「羊の毛刈り披露」を行う 。4月26日と29日の2日間限定で12年に一度の「秩父札所午歳(うまどし)総開帳」を記念した特設ブースも設け、11月末まで行われている総開帳の魅力を伝える。
開園時間は8時~17時。入園料は一般=500円(中学生以下無料)。駐車場は、普通車=700円、バイク=300円。5月6日まで 。