「ちちぶ宇宙ラボ~JAXA講演会・ペットボトルロケット大会~」が5月9日、秩父市立第一小学校(秩父市上宮地町)の体育館と宮地グラウンドで開催される。主催は秩父青年会議所。
「ちちぶ宇宙ラボ~JAXA講演会・ペットボトルロケット大会~」チラシ
担当する同会議所次世代人材育成委員会の小林英仁委員長は幼少期にプラネタリウムや博物館を訪れて以来、宇宙に興味を持ち続けてきた。新卒で自動車メーカーのエンジニアとして信頼性開発に8年間携わった経歴を持ち、現在は家業の関東粉化工業で働いているが、秩父地域は地学系の施設に比べて宇宙を学べる場が少ないと感じていたという。小林さんは「自分自身が最も興味があり、本気で向き合える宇宙の分野で、子どもたちに本物の現場のことを届けたいと考え企画した。将来の選択肢を広げるきっかけになれば」と話す。
第1部の講演会には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙技術部門で広報担当の小澤瑞希さんを講師に招く。小澤さんは2019年入社で、筑波宇宙センターを拠点に有人宇宙開発の取り組みを発信している。「宇宙のお仕事大解剖! ちちぶから目指せ宇宙の仕事!」をテーマに、宇宙飛行士の仕事や、人々の生活と宇宙開発の関わりについてなどを話す予定。
第2部のペットボトルロケット大会では、50メートル先の目標を狙う「定点着地」に挑む。安全性を確保するため、日本宇宙少年団のノウハウを導入。当日は機体の制作から発射までを行う。使用するロケットはペットボトル2本を加工したもので、1回目の発射で改善点を見つけ、2回目の発射に臨む。
小林さんは「将来やりたいことが見つからないという声を聞くが、意識を持って何かに触れていくことが大切。宇宙飛行士のような花形の職業だけでなく、実は秩父の企業も宇宙に関わる仕事に携わっている。多様な仕事の一部として宇宙を知ってほしい。将来、秩父から宇宙飛行士が出たらうれしい」と期待を込める。
開催時間は、講演会=10時~11時50分、ロケット大会=12時50分~16時。対象は秩父地域(1市4町)在住・在学の小学4年生~中学3年生。小学2・3年生は保護者同伴が必須。参加費は、講演会=無料、ロケット大会=1,500円。定員は、講演会=100人、ロケット大会=50人(いずれも先着順)。申し込みは専用フォームで受け付ける。